大牟田商工会議所青年部設立趣旨
商工会議所青年部は、商工業の振興と地域経済の発展を図る商工会議所活動の一翼を担い、次代への先導者としての責任を自覚し、地域の経済的発展の支えとなり、新しい文化的創造をもって豊かですみよい郷土づくりに貢献する目的として設置され、商工業を営む若手の経営者又は後継者、管理者などで構成されます。主な活動内容としては、商工業の発展のための勉強会やメンバーの資質向上研修、商工業の発展に関する各種意見の提案、企業家支援、他地域との交流会の実施、商工会議所等が行うイベントや祭りへの参画など商工会議所事業の積極的推進には欠かせない役割を担っています。青年部の設置状況を見ると、平成24年5月現在で、全国514商工会議所のうち、448商工会議所で青年部を設置しており、設置率は87.2%となっております。
ブロック別でも九州管内78商工会議所のうち71商工会議所で設置され、設置率が91.0%となっており、福岡県内においても19商工会議所のうち14商工会議所で設置され、大牟田市近隣地区のほとんどの商工会議所でもすでに設置されています。
当商工会議所においては、平成2年に議員活動の活性化を図るため若手議員談話会が設立され、その後も青年部設立について議論が行われてきましたが、長く青年会議所が実態的に商工会議所の青年部の役割を担うとの考えから今日まで設置しないままに至っている状況と伺っております。しかし、青年会議所は社会貢献活動を主たる目的とした団体であるのに対し、商工会議所青年部はあくまで企業経営の勉強の場であり、交流を通じて企業の発展を図ることや商工会議所の強化にあるという理念に基づいており、青年会議所とは活動目的に相違があり、近年青年部を設置する商工会議所が急速に増えてきています。
以上のような点から、当商工会議所においても若いエネルギーと行動力の確保ならびに企業人、経済人としての次世代を担う地域リーダーを育成し、若手経営者の交流を通じて市内中小企業の発展を図り、当商工会議所の事業を強化していくためにも青年部の設置が必要であります。
平成26年10月2日
大牟田商工会議所青年部設立発起人会
代表発起人 古賀 康児
発起人 今村 成剛/真次 伸彦/三原 拡治/池上 謙一郎/井形 宏隆
YEG(若き企業家集団)とは
商工会議所青年部の英語名(Young Entrepreneurs Group)の頭文字をとったもので、同時に商工会議所青年部の持つコンセプト(若さ、情熱、広い視野)を持った経営者=Youth,Energy,Generalistを表している。
YEG宣言
私はYEGとして、夢に挑む。
私たちはYEGとして、地域を愛し、日本(にっぽん)を愛する。
すべてのYEGは、連帯の証となる。
(宣言趣旨)
私はYEGとして、夢に挑む。
商工会議所青年部会員は、YEG精神の下に、研鑽と交流を通じて、企業家精神をより一層高め、大きく成長していかねばならない。一人一人のYEGは、
自らの企業の発展を原点として、さらに地域社会への貢献を考え、それぞれの夢に若さと情熱をもって積極果敢にチャレンジし、経済人としての自己実現を図っていかねばならない。
私たちはYEGとして、地域を愛し、日本(にっぽん)を愛する。
商工会議所青年部は、地域を愛し、日本(にっぽん)を愛する。活動の基盤を地域に置き、独自の歴史と文化、その地域の特性を十分活かして、豊かな住みよい地域を創造していく。地域を愛することがYEGの原点であり、YEGとして誇りをもって地域と日本に貢献する。一人一人のYEGが、そして若き企業家集団であるYEGが、次代の担い手として、今後とも商工会議所活動の一翼を担い、より活力ある地域と日本の経済社会の実現に向けて全力で取り組んでいく。
すべてのYEGは、連帯の証となる。
全国商工会議所青年部連合会(日本YEG)は、すべてのYEGの連合体として、日本商工会議所の方針を踏まえ、YEG(若き企業家集団)のビジョンを内外に示し、各地青年部の活動支援・調整、組織強化を行い、そのネットワークを最大限に活かして、地域の枠を超え、青年部の活性化と機能強化を図っていく。そして、私は、また私たちは、全国的な交流を促進し、YEG精神の一層の高揚を図り、連帯の証となる。
綱領
商工会議所青年部は
地域社会の健全な発展を図る商工会議所活動の一翼を担い
次代への先導者としての責任を自覚し
地域の経済的発展の支えとなり
新しい文化的創造をもって
豊かで住みよい郷土づくりに貢献する
指針
われわれ青年部は
一、地域を支える青年経済人として 先導者たる気概で研鑽に努めよう
一、国際社会の一員であるべき 国際人としての教養を高めよう
一、豊かな郷土を築くために 創意と工夫 勇気と情熱を傾けよう
一、文化を伝承しつつ 新しい文化の創造に向かって歩を進めよう
一、行動こそ時代を先駆けるべき青年の責務と信じ 力を合わせ 国の礎となろう