令和７年の新しい年を迎え、謹んで慶びを申し上げます。
日頃より青年部の活動に対してご理解とご協力を賜り感謝申し上げます。
青年部は、創立以来11年に亘り、地域の商工業発展と自企業の発展を軸として、様々な地域活性化の取り組みを行って参りました。
昨年11月には、大牟田銀座通り商店街において、「YEG.fes in Omuta2024」を中心とした10団体11個のイベントが多発的に行われる「まち、いこ！GyanFes2024」を主催し、約１万人の来場者にお越し頂きました。
これまで、新銀座夜市など青年部の活動に関わってこられた諸兄姉、先輩方の想いを受け継ぎつつも、親会や行政、民間企業と手を取り合いながらこのイベントが開催できたことは大変感慨深く、感謝の念に堪えません。
また、昨年12月に開催しました婚活事業では、16組の男女中11組がカップルとして成立するなど、これまで青年部が培ってきた事業においても、大きな成果を挙げることができました。
青年部は、こうしたイベントに参加していただいた子どもや家族、若者にまちなかに足を運んでもらうことで、まちなかの魅力を再発見してもらうことも使命であると考え、今年度は何れの事業についても中心市街地において開催しました。
これは、令和５年度に公・民・学が連携して取り組む「大牟田まちなか再生推進エリアプラットフォーム」において「大牟田まちなか再生ビジョン」が策定された事から、青年部としてもまちなかでのイベント開催に取組む事で、まちなか再生の機運をあげていく事が重要であると考え実施したものです。
令和６年度は「Befriend～共に手を取り、地域を沸かそう～」をスローガンとして掲げ、活動しています。
会員が一丸となり、共に手を取り合うことで、これまで成し得なかった地域貢献を実現したい。そうした思いで取り組んできた一年は、「Befriend」という文字通り、切磋琢磨し、交流を深め、研鑽に励んできた96名の友人が、助け合いながら絆を深め、組織として大きく成長することができた一年となりました。
昨年11月に開催された臨時総会では、令和７年度の会長予定者・役員も承認され、４月からの新たな体制が整いました。
２月には全国大会が福岡県連の主管により初めて久留米で開催されます。また、令和７年度は当会から初めての県連会長を輩出し、11月には大牟田で県連大会を開催するという大役を担う事となります。
青年部として初めて主管する会員大会となり新たな挑戦の１年となりますが、「Befriend」の精神を胸に、共に助け合いながら準備を進めて参りたいと思います。
最後に、青年部は会員をはじめ全ての関係者の方々との交流を通じ、さらなる飛躍に向け様々な事業に取り組んで参ります。今後も当会の活動に対しましてご理解とご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
令和７年 元旦
令和６年度 大牟田商工会議所青年部会長 原口勉