第57回おおむた港まつり出店

7月14日(土曜日)と15日(日曜日)の2日間,三川坑跡で第57回おおむた港まつりが開催されました。
会場の三川坑(昭和15年操業開始,平成9年閉坑)跡(*1)は,世界遺産の構成資産でこそないものの,大牟田の近代化産業遺産の重要な一部となっています。
すぐ隣には《三井港倶楽部》があり,少し足を伸ばすと《旧三川電鉄変電所》,《三池港》,《旧長崎税関三池税関支署》などの産業遺産が点在しています。(*2)
この三川坑跡,毎週土・日,祝日には一般開放されていますので,周辺施設共々ぜひ足をお運び頂き,明治・大正そして昭和浪漫に思いを馳せられてみてはいかがでしょうか?

さて港まつり当日は,「うまかもん屋台」が立ち並ぶ中,ステージでは子供たちによるダンス披露やお笑いライブなどのイベントがあり,かなりの盛り上がりを見せていました。
また会場内には,多数のランタンが展示されていましたが,夜になるとランタンに火が灯され,幻想的な雰囲気となっていました。

ところで私たち大牟田商工会議所青年部,実は,この港まつりのうまかもん屋台に出店させて頂いておりました。

販売していたのは「石炭あげパン」です!


見た目は真っ黒で,ちょっとアレですが・・・味はバッチリなんです!!
それもそのはずで,パンを作っているのは,大牟田が誇るパンの名店,どんぐりの樹なのです。
竹炭が練り込まれたコッペパンをその場でサッと揚げ,表面がカリッとなったところで油から上げ,たっぷりのきな粉をまぶして完成です。
このきな粉もこだわりの逸品で,草木饅頭でお馴染みの黒田家さんのセレクトによるものです。
油で揚げたことによる香ばしさと,きな粉自体の香ばしさが相まって,完成した石炭あげパンは,正に絶品でした。

港まつりの両日,大牟田市は快晴でかなり気温も上がっていましたが,とても多くのお客様にご来場頂くことができました。
そして,おかげさまで,石炭あげパンは土曜日に300本,日曜日に200本,合計500本を売り上げ,完売となりました。

この石炭あげパンは,このようなイベントでのみ販売しております。
味は折り紙付きですので,まだ食べたことのない方は,ぜひご賞味下さい。
(今のところ,次の販売予定は,来年の港まつりですが^^;)

最後に。
港まつりにお越し頂きました全てのお客様,主催者である港まつり運営委員会・おおむた大蛇山まつり振興会の皆様に感謝申し上げます。

*1 http://www.miike-coalmines.jp/index.php
*2 https://www.miike-coalmines.jp/location.html